【所要5分】文科省の小学校プログラミング教育の研修教材を見てScratch(スクラッチ)を使ってみた
概要
文部科学省が公開した小学校プログラミング教育の研修教材を見て、Scratch (スクラッチ)でサンプルを動かしたので、手順を紹介します。幼児教育アカデミーで公開している迷路画像を背景に変えただけですが、面白いと思いますので、良かったら見てください。
文科省が公開した、小学校プログラミング教育の研修教材とは?
文部科学省が2019年5月に小学校プログラミング教育の研修教材を公開しました。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1416408.htm
小学校からプログラミング教育をするということで、幼児教育→プログラミング教育という流れを意識しておく必要があると思い、今回内容を確認してみました。
研修教材「小学校プログラミング教育に関する研修教材」の中身は、教育の概要、基本的な操作、実践事例という構成になっています。驚いたのが、従来よくあるPDF(テキスト)だけではなく、youtubeの映像教材もあることです。これです↓
とても良くできた資料です。ちなみに、文部科学省の意図はこちらです。
今般、文部科学省では、新小学校学習指導要領におけるプログラミング教育の円滑な実施に向けて、小学校プログラミング教育に関する研修教材を作成しました。
本研修教材を活用いただき、小学校段階のプログラミング教育の実施に向けた教員研修等にお役立てください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1416408.htm
教員研修に使うということで、プログラムを触ったことがない人でも分かるようになっているのですね。実際はやってみないとわからない部分も多いと思いますが、最初に見る資料としては十分だと思います。
Scratch (スクラッチ) とは?
Scratch (スクラッチ) は、MITメディアラボが開発したプログラミング言語学習環境です。
WEB上でプログラムを作って動かせる、ということですね。
今回はじめて使ってみましたが、使いやすかったです。
何ができる?→作った作品を公開・共有
こんな作品を作りました。ユーザ登録から作業完了まで実質5分!?でした。
https://scratch.mit.edu/projects/312021942/
このような作品が作れます。 カニが動くサンプルの背景を当サイトの迷路画像に変えただけですが、登録してから動くものが触れるようになるまでなら、誰でも5分とかからないと思います。
手順1: Scratch (スクラッチ) に登録する
手順書ということで、サンプルを動かすところまでの手順を紹介していきます。
まずは、下記からScratch (スクラッチ) に登録します。
メールアドレス・パスワード・誕生日を記入するだけという一般的な手順です。
説明不要で普通に使えると思います。
手順2:サンプルを読み込む
公開されている中から気に入ったものを表示して、右上の「リミックス」を選びます。
すると作品がコピーされて 、自由に編集できるようになります。
サンプルはトップ画面から検索してもよいですが、なんでも良いという人は下記をコピーしてみてください。探す時間がもったいないので。
https://scratch.mit.edu/projects/312021942
手順3:サンプルを動かす
左上の旗ボタンを押すと、カニが動きます。
プログラムを止めるには旗の隣の停止ボタンを押します。
直観的で分かりやすいインターフェースなので、説明はいらないと思います。
おまけ:編集する
サンプルを動かした後は、プログラミングの始まりです。
ものを動かしたり、音を出したりできます。
そのうち、カニに迷路を解かせる、といったプログラムを時間ができたら作りたいと思っています。
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