能力「聴覚認知」についての解説ページ
幼児教育アカデミーが考える知能の12要素の1つである「聴覚認知」について解説します。
これは幼児教育アカデミーが考える知能の12要素の ・スキル ・コア ・ビジョン ・聴覚認知 ・単純記憶 ・作業記憶 ・記憶検索 ・読み書き ・スピード ・数知識 ・判断速度 ・統合 の12個です。聴覚認知とは?
聴覚認知とは、子供が何を聞いて理解するときに使う能力です。
聴覚に「意味やイメージと関連させる力」を加えたものが聴覚認知になります。
「意味やイメージと関連させる力」・・・?
どういうこと
????
例えば、「ねこ」という言葉を聞いたとき何をイメージするでしょうか?
それを説明するために1つテストをしてみてください。
このようなイメージですよね。
「こねこ」だとどうでしょうか?
このようなイメージでしょうか?
ことばや音に反応して、イメージや意味として理解する力を、「聴覚認知」といいます。
さきほどの例は単語でしたが、音楽や歌の音の高さやリズムを聞く・マネする時にも使います。
聴覚認知の階層について
12の能力は互いに協調しながら知能をつくりだしてるのですが、聴覚認知は他の能力と同時に使われることが多いです。
階層化するなら、ビジョンは「中位能力」です。
実際の能力は互いに影響する(というか人間の脳についてそこまで分かってない)ので上位や下位の概念はないのです、これは分かりやすくするための説明です。
効率よく聴覚認知を伸ばすには?
子供の聴覚認知を効率的に伸ばすには、音楽がおすすめです。
・歌の練習をする
・ピアノの練習をする
・英語の練習をする
などがあります。
ポイントは、子供に正しく聞き取れているか、いないかフィードバックすることです。
特にお勧めなのは採点ができるカラオケアプリ、「Pokekara 」です。
ihone、ipadのリンク
androidのリンク
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.maetimes.android.pokekara&hl=ja
カラオケが良い理由は、
・歌詞を聞き取る(意味は分からないので、純粋に音に集中できる)
・音程やリズムを聞く
・実際に音を出す
・音程・発音に点数での評価がある(フィードバック)
からです。
いいことづくめですね!
また、音感トレーニングゲームも合わせて取り入れると良い効果が期待できます。
ただし、音感は能力の中でも優先度が低いので、あまり力を入れすぎないようにした方がよいでしょう。
優先度はどれだけ多くのスキルに影響するかで決まります。
12の能力のなかでは、コア=統合>判断>記憶=処理=>ビジョン>聴覚認知
という順番です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません